ドリコム、位置情報×3DリアルマップによるARスマートフォンアプリ構築プラットフォーム『AROW』オープンテストバージョンをリリース

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ドリコム、位置情報と3Dマップによる
ARスマートフォンアプリ構築プラットフォーム『AROW』オープンテストバージョンをリリース
 
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 株式会社ドリコム(以下、ドリコム)は、2019年4月22日(月)に位置情報と3DリアルマップによるAR体験を実現するためのスマートフォンアプリ構築プラットフォーム『AROW』のオープンテストバージョンをリリースすることをお知らせいたします。
 
 『AROW』はゲーム等スマートフォンアプリ開発で活用できる3DマップデータとPOIデータの提供を軸としており、『AROW』を利用することで、実際の位置情報と連動した3Dマップにゲームの世界観などを適用することができます。『AROW』はドリコム新規事業開発部門「DRIP(ドリップ)」部が開発を手掛る新規サービスで、2018年8月のCEDEC 2018にて発表され、2019年中の事業化を目指しております。
今回はオープンテストバージョンとして、『AROW』の基本的な機能提供と日本に対応したマップデータおよびPOI※データを無料で開発者に提供いたします。
 
 

『AROW』オープンテストバージョンの概要

 『AROW』オープンテストバージョンでは日本のマップデータとPOIデータを提供するとともにUnityでの編集を可能にするSDKを提供いたします。『AROW』オープンテストバージョンで提供する主な機能は以下のとおりです
 

・ 3Dリアルマップデータ(日本)
・ POIデータ(日本)約40万件
・ 経路探索機能
・ 3Dモデル置換機能
・ テクスチャ置換機能
・ インテリアマッピング
 

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 SDKと合わせて、チュートリアルドキュメント、APIリファレンス、サンプルアプリ等を提供しております。『AROW』オープンテストバージョンは『AROW』ディベロッパーサイトに開発者登録(無料)していただくことでご利用可能です。なお、オープンテストバージョンの提供期間はプロダクションバージョンの提供までを予定しております。プロダクションバージョンについても1万MAUまでは無料でのご利用が可能となる予定です。

 

『AROW』Developer Meetup Vol. 2のご案内

 4月24日(水)にドリコム本社オフィス(目黒)にて『AROW』Developer Meetup Vol. 2を開催いたします。『AROW』オープンテストバージョンリリース後、はじめてのミートアップとなりますので、『AROW』の使い方など実践的なコンテンツを予定しております。ぜひ奮ってご参加ください。(参加無料)

 

『AROW』のご紹介

『AROW』はゲーム等スマートフォンアプリ開発で活用できる3DマップデータとPOIデータの提供を予定しており、実際の位置情報と連動した3Dマップにゲームの世界観などを適用することで、新たなAR体験の実現を可能にします。本サービスはUnityに対応しており、モバイルアプリディベロッパーが個人・法人問わず、コストを抑え、簡単・手軽に位置情報・3Dマップを活用したアプリ開発ができる環境を提供するサービスを目指します。ディベロッパーは『AROW』を通じて提供される実際の地図情報に基づいて生成された3DマップデータおよびPOI※データを用いることで、Unity上で3Dマップのテクスチャやモデルをゲームやアプリの世界観に合わせて容易に置換・変更することができ、スマートフォンで位置情報を活用したオープンワールドゲーム等を開発する際に、開発工数・期間を短縮することが可能となります。

※POI:「Point of Interest」の略で、学校、店舗、飲食店、バス停などの地図上の特定のポイント(座標)とその場所に紐づく情報から構成されるデータです。
 

■『AROW』概要詳細

サービス名
AROW(アロー)
提供開始時期
(予定)
2019年
公式サイト
利用料金
アプリ利用MAUベースでの月額利用料を設定予定
※MAU1万未満のアプリ(開発期間中を含む)については無料で提供予定
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